エゴを離れて、全体を俯瞰し客観的に考える力を、
人間は誰しも、本来持っているはずだ。
民主主義政治を担っているのは、その力である。
もし、その力が弱って、
誰もが自らのエゴによってしか投票できなくなったら????
どのような社会が待っているかは、想像に難くあるまい。
“清き一票”という言葉を、死語にしないように。
国政選挙においては、決してエゴで投票してはいけない。
安易に勢いに流されてしまうのではなく、
心を鎮め、エゴを離れて、
思考の限りを尽くして判断し、
その判断に最も近い候補者に、投票するしかあるまい。
各候補者にその応えを求めるような、報道を望む。